包茎手術後の生活について

こちらでは、包茎手術直後、入浴や食事、性生活など、どのような点に注意すればよいかを
説明しています。
早期回復のためにも、こちらでご紹介する注意点は必ず守ってください。

手術後の基本的な注意点

  • なるべく患部に強い刺激を与えないよう気遣うこと
  • 注意事項をよく守って、患部の消毒をしっかり行うこと
  • 不安や心配な点がある場合は、すぐに医院へ問い合わせること

手術後の生活の各シーンでの注意点

シャワー・入浴
手術後3日まで(手術当日~3日目)
傷口を濡らさないように注意すれば、シャワーが可能です。シャワーの際は、
傷口を濡らさないように包帯の上からビニールをかぶせるなどの工夫をしてください。

手術後4日~10日
まだ浴槽へはつかれませんが、包帯を外して傷口をシャワーで濡らして石鹸などで軽く汚れを洗い流すことは
可能です。洗浄後はお渡しする消毒液で消毒し、包帯を巻いてください。

手術後10日以降
浴槽につかっても構いません。
その他のシーン
 
術後1週間
術後1週間〜10日
術後10日以降
スポーツ 出血する可能性があるため、激しい運動は
できません。傷口を安静にしていただけれ
ば、日常生活に問題はありません。
運動は可能ですが、強く
ペニスをぶつけないよう
に注意してください。
水泳(海・プール)は、
糸が完全に取れてから
でないとできません。
運動 オートバイや自転車などまたがるような乗り物には乗らないでください。
食生活 抜糸までは飲酒・喫煙・暴飲暴食は控えてください。
ペニスを強く圧迫するようなズボンは
さけてください。
下着の制限は特にありません。
制限はありません。
性行為 性行為・自慰行為は術後1ヶ月は行わないでください。

手術後の傷口のケアについて

手術後の傷口はまずは安静にして傷口がふさがるのを待つことが大切です。
4日経過するとだいぶ傷口もふさがってくるため、消毒して清潔な状態にしておきましょう。
10日から14日後に抜糸を行ないますので、それ以降は通常の生活が送れます。
手術後の傷口ケアの流れ
  当日~3日目 4日目~7日目 8日目~14日目 15日目以降~
包帯 包帯とらない 消毒後包帯を巻く 包帯しない -
消毒 消毒しない 毎日1回消毒
軟膏塗布
軟膏塗布 消毒必要なし
洗浄 傷口を
濡らさない
シャワー・石鹸洗浄 傷にそって石鹸で洗浄。
※10~14日後に抜糸を行います。
糸が取れれば入浴も可能です。
傷口の安静を保つ  
消毒・包帯について
消毒軟膏塗布は1日1回、手術後4日目より7日目まで行います。包帯固定は7日目まで
ご自身で行ってください。※消毒、軟膏は手術後無償でお渡しいたします。

消毒方法
包帯を外し(取れにくい時は、消毒液で包帯を濡らして無理なく外す)ペニスの皮を軽く根元に引き、傷口周囲の
シワをのばして石鹸などで傷口を洗浄する。洗浄後はタオルで傷口を含めてペニスの水分を取り、傷口の上下
約1cm範囲にお渡しする消毒、軟膏の順に塗ります。ある程度乾くのを待って、包帯を直接傷口に巻きます。

包帯の巻き方
傷口のシワをのばした状態で包帯を巻き始めてください。巻き始めの2~3巻きは亀頭の部分にかぶさらない
ように巻いてください。あまり強く巻く必要はありません。

飲み薬について
術後約2時間で麻酔が切れてきますが、傷口の痛みはあまりないので心配はありません。もし傷口の痛みが
ひどい場合は、渡された痛み止めの薬を飲んでください。また、勃起時に多少の痛みやツッパリ感がありますが、
糸が切れる心配はありません。
出血について
手術後1週間程度は、傷口からにじむようなわずかな出血がありますが、心配はありません。
ただし、下着を汚してしまうことがあるため、出血が多い場合は、巻いてある包帯は
ほどかず、その上にもう一枚包帯を巻いてください。
※包帯の半分以上がグッショリと真っ赤になるような場合は、一度当院までご連絡ください。
腫れ・色について
手術後は、ペニスが腫れたり、ところどころ変色(紫色~黒色)したりしますが、手術による一時的なものなので、
ほとんどの場合は自然に元に戻っていきます。亀頭部分が腫れたり、色が変わったりする場合も、1~2週間
経てば自然に治りますので心配ありません。

※手術後包帯をしている時期は尿が飛び散って下着を汚す場合がありますので、腫れがひくまでは洋式の
トイレに座って用を足してください。
※稀に包帯の摩擦により陰茎部に水泡ができる場合がありますが、無理に潰したりせず自然につぶれるまで
待ってください。
※亀頭以外の部分(傷口からペニスの根元にかけて)が、勃起時より太く腫れている場合は、当院に
ご連絡ください。
当院では手術前に無料カウンセリングを行っており、その中で、手術後の生活についても具体的にご説明させて
いただいております。また、事前に電話や無料のメール相談でもご質問を受け付けております。
不安なことがありましたら、どんな事でも恥ずかしがらずご相談下さい。同じ男性目線で対応させて頂きます。